庭のカリンの木に実がなりました。全くお世話をしませんが、実をつけてくれます。毎年、実のなる量が少しずつ増えてきました。
そして、毎年この時期には、カリンシロップを作っています。こだわって、蜂蜜で作りたいところですが、蜂蜜は買うと結構高いので、砂糖とザラメ糖で作りました。
カリンの収穫
ほったらかしなので、痛んだ実もありますが、きれいな実もたくさんできました。
カリンの木は、2本あるのですが、それぞれから1~2kg収穫できました。
少し青い実もあったので、箱に入れて、しばらく追熟させます。
全体的に黄色くなって、良い香りがしてきます。触るとベタっとした感じがします。
カリンシロップの作り方
まずは、作り方の概要です。
- カリンを洗って、鍋に沸かしたお湯で湯通し
- 薄く切って、瓶に投入
タネが綺麗なら、お茶パックに入れてから瓶に入れる - カリンの実と同じ量の砂糖も入れる
氷砂糖、ザラメ糖、蜂蜜など、お好みのものを使う - 瓶を振って、実と砂糖を混ぜる
- 1週間ぐらいは、毎日、瓶を振る
1週間すれば、実がシロップに浸かった状態になる。 - 1~2カ月漬け込んで出来上がり
以下、写真付きの作り方です。
鍋にお湯を沸かして、カリンをそのままドバっと入れます。煮るわけではなくて、軽ーく湯通しする感じです。
実を薄く切って、瓶の中に入れます。
痛んでいる部分を切り取って、きれいな部分を使います。
この時点で重さを量っておきます。今回は、2.5kgぐらいありました。
タネの部分がきれいなら、お茶パックに入れて、一緒に瓶に入れると良いのですが、今回は、虫がいたので、あきらめました。
瓶に入れた実と同量の砂糖とザラメ糖を入れて、瓶を振ります。
直ぐにカリンのエキスが出て、砂糖が溶け始めます。
これから、1週間ぐらい、毎日瓶を振ります。日に日にシロップの量が増えてきます。
1週間もすれば、こんな感じになりました。
あとは、たまに瓶をゆすりながら、1~2カ月漬け込みます。
6か月ぐらい漬け込むと、香りが豊かになるようなので、今回は、長めに漬け込もうと思います。気長に待ちます。
保存期間は?
家では、毎年、カリンシロップや梅シロップを作っていますが、日のあたらない場所に保管して、4年前のものでも、使ています。
見た目や匂いに異常がなければ大丈夫だろうという、自分の感覚を信じています。おなかを壊すようなことがあれば、あきらめますが、今のところ、そんなことになったことはありません。
まとめ
たまに瓶をフタを少し開けて、香りを楽しみながら、出来上がるのを待つのも楽しみです。
水割りで飲んだり、料理に少し使ったり、お菓子作りに使ったり。色々と使うのが楽しみにです。