自給自足

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アカモクの見分け方から調理まで|身近な海藻を食材に

はじめに|海で海藻をとれば、食料にできるかも? 2025年夏、空き家となっている実家に長期滞在してきました。毎年、この滞在期間には、何かに挑戦するのですが、今年は、「海藻を食料にする」ことにチャレンジしました。 狙うは、「アカモク」という海藻です。わかめやひじきのようにメジャーではないですが、粘りがあって、美味しい海藻です。 アカモクを採って、調理して、食べるまでの一連の流れをお伝えします。 トーフヤ 夏休みに海の近くに滞在すると、「海の近くに住むと、食料に困らないのでは?」と、思ってしまいます。いずれ、自給自足生活も・・・   海に行く前の下準備|漁業権調査と少しの道具 漁業権の確認|安易に...
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漁業権の設定状況を調べる方法|安心して海から食材を調達するための知識

漁業権のことを知らずに、貝や海藻を採ると、思わぬトラブルになることも。海の近くで自給自足生活をしたいと考えている筆者が、身近な海の漁業権を「海しる」で調べる方法を分かりやすく紹介します。安心して海から食材を調達するための必須知識です。
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海の中で豆アジの群れと泳ぐ|実家近くの岩場で泳いで遭遇

予想外の出会い 先日、実家近くの岩場の海を泳いでいたときのことです。少し濁った海の中を子供と泳いでいると、視界の端に無数の小さな影が現れました。波に揺られながら近寄ってみると、それは豆アジの群れでした。 アジは警戒心が強いはずなのにですが、すぐ近くまで群れに近づくことができて、息の続く限り動きを止めて、見入ってしまいました。 不思議と、人の存在を気にする様子もありませんでした。   豆アジの季節 豆アジは、6〜9月ごろに沿岸でよく見られます。 誰でも釣れるおなじみの魚で、南蛮漬けや唐揚げにすると絶品です。僕も、毎年のように大量に釣って、冷凍保存しながら、食べていました。最近では、炙り焼きにも挑...
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豆アジ炙り焼きの作り方|限られた調味料で作る簡単おつまみ

豆アジは南蛮漬けだけじゃない!炙り焼きに挑戦 豆アジといえば、真っ先に思い浮かぶのは南蛮漬け。でも先日、スーパーのおつまみ売り場で見かけた「豆アジの炙り焼き」に心を奪われました。「これ、作ってみたい…」そう思ったのが今回の始まりです。 幸運にも、実家近くの船着き場でちょうど豆アジが釣れる時期。8月の晴れた日に釣り上げた豆アジを使い、別荘(空き家になっている実家)で炙り焼きに挑戦しました。 限られた調味料でも美味しく作れる 別荘暮らしのキッチンには、最低限の調味料しかありません。今回使ったのはしょうゆと砂糖だけ。そんなシンプルな味付けでも、工夫次第で立派な一品になります。 家族からは「お店で売っ...
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早期退職の理由|“演技すること”に疲れたから

「人間関係が嫌になったわけじゃないの?」「仕事、うまくやってたように見えたけど?」「あと1年で退職金が増えたのに、なんで?」 50を目前にして市役所を辞めた僕が、送別会でよく聞かれた言葉です。 一見、何の不満もなさそうな職場環境。でも、僕は「もういいかな」と思って退職を決めました。 今回の記事では、「なぜその選択をしたのか」、そして「働く中で感じていた違和感」について、素直な気持ちを綴ってみます。 働き方やこれからの生き方にモヤモヤを感じている方にとって、何かヒントになるかもしれません。   退職後も続いた送別会で、聞かれたこと 市役所を辞めて3か月。送別会は10回を超えました。ほんとうにあり...
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仕事の流れを意識すると、仕事の質が高まる

若いころに、上司から、 「仕事の流れを意識すると、仕事の質が高まる」 ということを言われました。 そのことを、20年近く経って思い出したので、その意味を、今更ながら考えてみました。   パン職人さんの「仕事」 突然ですが、職人さんって、すごいと思いませんか?例えば、パン職人。 小麦粉、バター・・色々な材料から、手間をかけて、おいしいパンを次々と作り出す。出来上がりをイメージして、生地をこねて形にして、焼いて仕上げる。 ときには、パンの種類を変えたり、訪問販売を取り入れたり、セット販売をしたり、飲み物の提供を始めたり、柔軟な試行錯誤を続けながら、お客さんが「おいしいねぇ」と喜ぶようなものを提供す...
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ゆずジャムづくり◆正月に使って余った柚子でジャムづくり

お正月料理に、何かつ使う柚子皮の部分を削って使いますが、実の部分をどうしようと考えて、ジャムにしました。 ジャムづくり 柚子を細かく刻んで、 種を取り出して、 柚子1:砂糖1で、煮詰めて ドロドロしてきたら、出来上がり。 立った、これだけです。柑橘類のジャムは、だいたい、1:1でいいみたいです。 出来上がり いい色に出来上がりました。 柚子一つから、市販の小さなジャムの瓶一つ分ぐらいができます。 いい香りが部屋の中に広がって、家族からの高評価! まとめ なんかもったいない。と思った感覚を大事にして、工夫を取り入れて、成功すると、大満足です。 普段から、野菜の皮も料理に使って、ロスの少ない生活に...
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理想の暮らし「晴耕雨読」◆少し広く理解してみよう

「晴耕雨読」とは、どのようなイメージでしょうか?単に悠々自適な暮らしのことを指している言葉なのか、それ以上の意味のある四字熟語なのか。 私自身、自給自足で晴耕雨読という、悠々自適な暮らしに憧れているので、その意味を広く理解してみることにしました。 辞書での定義 晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をすること。悠々自適の生活を送ることをいう。 引用:Weblio 辞書 デジタル大辞泉   雨が降れば家の中で、読書で過ごす。華やかではないけど、ストレスのない、ちょっと世間からはずれたところで暮らしている。 まさにスローライフ、悠々自適というイメージです。憧れる人が多い生活だと思います...
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庭でとれたバジルでジェノベーゼソース

今年は、庭でたくさんのバジルが取れました。 たくさん摘み取って、ジェノベーゼソースを何度か作って、色々使えました。といっても、パスタ、ピザがメインです。たまに、肉を焼くときに入れたりも。 バジルの摘み取りから、ソースづくりまで 摘み取って、洗って、ミキサーにかけて(うちは、ミキサーがないので、フードプロセッサーです^^;)、ニンニク、塩、油などをまぜて、瓶詰して、出来上がりです。ペースト状にはなりませんが、バジルの香りがしっかりします。 自分で育てた物を食べる ジェノベーゼソースは、お店で買ってきた方が、確かに安定して、美味しいです。 でも、自分で庭で育てたバジルで作ったジェノベーゼソースは、...
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自家製カリンシロップ◆家にあるもので手軽に

庭のカリンの木に実がなりました。全くお世話をしませんが、実をつけてくれます。毎年、実のなる量が少しずつ増えてきました。そして、毎年この時期には、カリンシロップを作っています。こだわって、蜂蜜で作りたいところですが、蜂蜜は買うと結構高いので、砂糖とザラメ糖で作りました。 カリンの収穫 ほったらかしなので、痛んだ実もありますが、きれいな実もたくさんできました。カリンの木は、2本あるのですが、それぞれから1~2kg収穫できました。 少し青い実もあったので、箱に入れて、しばらく追熟させます。全体的に黄色くなって、良い香りがしてきます。触るとベタっとした感じがします。 カリンシロップの作り方 まずは、作...