私は、今年度末(2025年3月)で公務員を対象する予定です。
定年退職ではなく、50歳前で退職です。
そんな私ですが、仕事に対する気持ちの持ち方が少し変わってきました。
最近、割り切って仕事ができます
退職を決めて、一か月ぐらいになりますが、最近、仕事がしやすくなりました。
というのも、退職すると決めてから、なんとなく意見が言いやすくなりました。
自分の言いたいことを言って、嫌われるなら嫌われてもかまわない。という感覚です。
わざわざ人の嫌がることを言う、という意味では、ありません。
今までだったら、「これからもどこかで一緒に仕事をすることがあるだろうから、人間関係を悪くしない方が得策だ。」と無意識に考えてしまっていたんだと思います。
その結果、「これを言うと、この人は嫌がるだろうな」という意識が働いていたんだと思います。
公務員と言うのは、法に触れるようなことをしなければ、仕事をクビになることはありません。なので、仕事上、自分の言いたいことを言える職業のはずですが、やっぱり、組織に所属すると、人間関係が気になって、思ったことがあっても、言わないことが多々あります。
退職を決めて、割り切って仕事をするようになると、なんとなく仕事上のストレスを感じなくなりました。
自分中心で仕事をすることの素晴らしさ
組織の中で仕事をすると、組織全体として、仕事を効率的に回すためにはどうするか、ということを優先に考えてしまいます。みんながやりたいようにやってしまっては、仕事が回らないからです。
言い方を変えると、自分自身をいかに優秀な歯車にするか、ということになってしまう気がします。
仕事を辞めると決めてしまうと、優秀な歯車にならなくてもいいと割り切ることができた気がします。
もともと、そんなに従順な人間でありませんが、それでも歯車なろうとしていたんだと思います。
退職した後に、誰かの歯車ではなく、自分自身を中心として物事を回していくことが楽しみになってきました。
それは、組織の中で回るような安定感はありませんが、少しフラフラしながら自由に回る素晴らしさがある気がします。