お盆を中心に、約1週間の間、家を空けていました。
その間、誰も家の中にはいない状態だったので、さぞ電気代は安かろうと思ってみると、なんと!意外とかかってる。
その実態を分析しました。
電気使用量の状態
8月8日に家を出発して、8月16日に帰ってきました。
その間の各日の、時間毎の電気使用量(kWh)と1日の電気代を、電力会社のweb明細をスクショして並べてみると、以下のとおりです。
- 8月8日の早朝4時ごろに出発したので、それ以降、電気使用量がパタッと少なくなります。
- 戻ってきたのが、8月16日の16時頃で、熱気がこもっている部屋を冷やすためにエアコンを一斉につけたので、電気使用量が跳ね上がっています。
- 完全に留守にしている8月9日から8月15日の間も、夜中3時頃に一時的に電気使用量が上がっています。お湯を使っていなくても、電気給湯器が夜にお湯を温め直すためです。
- 完全に留守にしている期間は、電気給湯器が動く時間以外は、1時間0.1~0.2kWが消費されています。
そして、なによりも驚いたのは、留守の間でも、毎日220円ぐらいの電気代がかかっていることです!
どうなっているのか、少し冷静になって考えることにしました。
我が家のベース消費電力を分析
電気代を分解・分析
「1日220円ぐらい」の内訳を調べました。
現状を知るために計算した結果は、以下のとおりです。
(若干、想定で計算している部分もあります)
- 「1日220円ぐらい」を留守期間中の平均で計算すると、1日222円でした。
- 内訳は、
〇冷蔵庫や色々な待機電力で、154円
〇お湯を使わなくてもかかる給湯器の電気代で、68円
●合計が、222円 - この内訳には、基本料金(使用量と関係なくかかる代金)も含んでいるので、それを除くと、
〇冷蔵庫や色々な待機電力で、123円
〇お湯を使わなくてもかかる給湯器の電気代で、54円
●合計で、178円 - 一か月で計算すると、
〇冷蔵庫や色々な待機電力で、3,701円
〇お湯を使わなくてもかかる給湯器の電気代で、1,634円
●合計で、5,335円
要は、いくらなのか?
ごちゃごちゃと書きましたが、要は、留守にしていても、
一か月30日で、約5,300円
1年間365日で、約64,000円
留守にしていても、これだけの電気代がかかってしまう家に住んでいるのか。
驚く、というより呆れました。
ちょっとしたサブスクより、はるかに高い。
要因と対策
計算している過程で分かった主な要因、とその考えられる対策は、
- 留守なのにお湯を沸かしている給湯器
⇒夏であれば、給湯器の設定で、沸かすお湯の量を少なめに設定できます。 - 大きめの冷蔵庫
⇒物を詰め込まない。そもそも冷蔵庫を手放す(これは、ハードル高いですね)
この2つだと思われます。
もっと踏み込んで考えると、太陽熱でお湯を作る、冷蔵庫を手放す、と言う方法も考えられます。これを本気で考え出すと、かなり面白そうだと感じます。
まとめ
少し長く留守にすると、家の電気代のことを調べる良いキッカケになります。
私のように小難しい計算をしなくても、Web明細を見るだけで、留守中でも1日どれだけ電気代がかかっているのか、分かります。
まったく意識せずに使っている電気がこんなにあるのか、と驚くと思います。
便利な生活は、見えないところで、たくさんの電気を使ってしまっているんですね。電気代もたくさん使っています。
(kWh)という分かり難い単位でなく、金額でみると、実感します。
もっと、自然の力を利用して、環境にもお財布にも優しい暮らしを考えてみたいと思いました。
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