
なぜ公務員は前例踏襲が好きなのか◆現役公務員談
公務員として仕事をしていると、かならず前例踏襲的な仕事をする場面があります。なぜ公務員は、前例踏襲してしまうのか。現役公務員として「前例踏襲」について解説します。 前例踏襲とは 「ぜんれいとうしゅう」と読みます。過去のやり方にならって、同じ方法で業務を進めることですが、過去のやり方を妄信して、脱却できないという意味で、悪い意味で使われることがあります。 前例踏襲は、悪いことなのか。 公務員の仕事の多くは、法律などのルールに従って行われることが多くあります。最新のルールを確認して、そのルールの範囲の中で、もっとも効率的なやり方を考えて業務を進める「べき」、という考え方に立つと、単純に前回のやり方...