「自給自足暮らし」と「経済社会での生活」

雑記

私は、「自給自足」という言葉に憧れます。
自分の暮らしを自分で作る、というイメージに憧れているのですが、その意味することを、少し深く考えてみました。

辞書での「自給自足」

辞書で調べると、

自分が必要な物を、自分で生産して、それだけで満ち足りた生活を送ること。自分の力で、衣食住すべてをまかなうこと。

ということらしいです。
「自分の力で衣食住うすべてをまかなう。」?
そんなことが、現代社会でできるんだろうか?

自給自足生活は可能なのか?

自給自足と言えば、全く人と関係せずに山の中でひっそりと生活しているイメージもあります。
辞書の定義でも「自分の力で衣食住うすべてをまかなう。」です。
そんなイメージだとすれば、電気もない、水道もない、車もない、スマホもない、病院もない、自分の体一つで生きていくことなんて、私にはできません。

仮に、そんな生活をする知恵と体力があったとしても、少なくとも土地が必要です。
日本で暮らしているならば、土地を持っていれば、固定資産税という税金を支払う必要があります。最低限のお金がないと暮らしは成り立たないということになります。

突拍子もないことでもしない限り、完全自給自足は不可能だと思います。

自給自足を広い意味で捉える。

自給自足を真正面から捉えると、社会経済から離脱して、無人島で、誰にも見つからずに、暮らしていくということになってしまいそうですが、もう少し視野を広げて考えてみました。

同義語と対義語

自給自足の意味を広くとらえるために、「自給自足」の同義語と対義語をネットで探してみました。

「自給自足」の同義語

自立、一人立ち、自助自立、一本立ち、独立独歩 などなど
イメージとしては、「自ら、一人で」という感じのようです。
言い換えれば、他者に「依存しない」というイメージになる気がします。

「自給自足」の対義語

あまり、はっきりとは見つかりませんでしたが、
市場経済、他力本願 などなど
というような言葉が出てきました。
何となくですが、他者に「依存する」というイメージのようです。

「依存」する?しない?

自給自足の意味を考えると、「依存」というワードにたどり着きました。

◆自給自足での暮らしが、「依存しない」という分類
◆経済社会での暮らしが、「依存する」という分類

という分類になる気がしますが、
「何に」依存する・しないなのか、と考えると、「経済社会への依存」という意味だと思います。

経済社会に依存した暮らし

一定レベルの収入を得るためには、経済社会のループの中で仕事をして、様々な人との繋がりを持つ必要があります。
経済社会の中で、一定以上の収入を得るためには、ほとんどの場合は、自分には合わない考え方にも合わせ、自分とは合わない人とも付き合い、ストレスと付き合いながら、仕事をしていると思います。

自給自足と経済社会を対比すると

自給自足と経済社会を対比してみると、

自給自足での暮らし経済社会での暮らし
自然に依存した暮らし
ストレスの少ない人間関係への依存
収入の少ない仕事
市場経済や組織に依存した生活
ストレスの多い人間関係に耐える
収入が多い仕事

まとめ

少し極端かもしれませんが、依存先の違いという視点から自給自足をとらえることができると思います。何に依存して暮らしていくのか、自給自足的思考で、生きづらさやストレスを軽減できるかもしれません。

ストレス低めの暮らしにシフトするために、自給自足的思考を取り入れてみてはどうでしょうか。
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