ミニマル家計と節約術

留守中の電気代はいくら?|不在時の電気使用量と気づきの記録

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留守中でも電気代はかかる

旅行や帰省などで家を数日、あるいは数週間空けるとき、気になるのが「留守中の電気代」です。
「誰もいないんだから、電気代はほとんどかからないのでは?」とも思ってしまいますが、実際にはゼロにはなりません。

理由はシンプルで、冷蔵庫やWi-Fiルーター、待機電力など“つけっぱなしの機器”があるからです。
見た目には何も動いていないようでも、電気メーターは確実に回り続けています。

 

我が家の実例|不在時の電気使用量は電気温水器を止めるとどう変わる?

電気温水器を止める効果を実証

実際に僕が、去年の夏と今年の夏、家を数日空けたときの話です。

電力会社のweb明細で比較すると、下のような状況でした。
(両日ともに家を留守にしています)

  • 2024年夏の長期不在時の1日当たりの電気代は、約220円でした。
    電気使用量にして、約7.5kWhです。
    このときは、不在時でも夜間に電気温水器がお湯を沸かしていました。
  • 2025年夏は、電気温水器が夜間にお湯を沸かさない設定にして長期不在にしました。
    すると、1日当たりの電気代は、約150円でした。
    電気使用量にして、約4.0kWhです。

 

このweb明細の金額には、基本料金(1日あたり約45円)も入っているので、その分を差し引いて考えると、下の表のようになります。

<長期不在中時の電気代と電気使用量の比較>

時期電気代
(基本料金除く)
電気使用量備考
2024年8月175円7.5kWh電気温水器が夜間にお湯を沸かしていた
2025年8月105円4.0kWh電気温水器を止めた
差し引き70円3.5kWh電気温水器を止めたことによる節約

留守中でも、誰も使わないお湯を電気温水器がこんなに電気を使って沸かしていただんですね。

大きな節約にはなりませんでしたが、見えない部分を見えるようにするというのは、スッキリしますね。

 

電気温水器を止めるなら、長期不在時は4日以上がお得

ちなみに、家に帰ってくる前日の夜から電気温水器がお湯を沸かすように設定していたのですが、冷めきった状態からお湯を沸かすために、約230円(約16kWh)の電気を使っていました。

  • 電気温水器を止めれば、1日70円の節約になる。
  • 冷めきった状態から沸かすために、230円かかってしまう。

ということは、4日以上不在にするなら、電気温水器を止めても良さそうです。
ある程度の長期で不在にするときには、電気温水器を止めることを考えても良さそうですね。

 

電気を使っていなくても消えていく電気代

今回は、留守の場合の電気代を比較しましたが、家で過ごしている時でも、この電気代はかかっています。
つまり、電気温水器が夜間沸き上げをしている状況なので、1日220円。
月6,600円、年間で約8万円!

我が家の生活状況だと、どれだけ電気代を節約しても年間8万円は必要だという悲しい実態も見えてしまいました。

同時に、電気温水器以外でも1日で105円(4.0kWh)の電気は、何に消えていっているのか。という疑問も見えてきました。更に探求したくなります。
おそらく冷蔵庫だろうと思っています。冷蔵庫には、かなり物を詰め込んでいますので…

この話は、また別の機会に。

 

長期不在でできる電気代の工夫まとめ

僕の体験を踏まえて、不在時にできる工夫をいくつか挙げてみます。

  • 電気温水器の設定を見直す
     使わないときは停止する、夜間沸き上げをオフにするだけで大きな効果。
  • 冷蔵庫は中身を減らして効率を上げる
     完全に電源を切ると中身が傷んでしまうので、旅行前は中身を整理。

おそらく、この2つが大きいのではないかと思います。
その他にも、テレビなどのコンセントを抜く、という方法も考えられます。

完全に電気代をゼロにするのは難しいですが、それでも工夫をすれば大きく下げられる可能性はあります。

 

何に使っているか見える化すると不安は減る

今回の経験から感じたのは、使っているお金の中身を見えるようにするというのは、スッキリするし、次の節約につながる可能性も見える。
ということです。

色々調べた結果、大きな節約にならないとしても、何に使っているのか見える方にすることは、安心にもつながります。

大げさに言えば、
現代社会では、お金と切り離された生活は、考えられません。
だからこそ、お金を何に使っているのかをしっかり見える形にするのは、大事なことだと思います。

 

家計の「見える化」は、自由な暮らしへの第一歩

僕が早期退職を考え始めたとき、最初にやったのは生活費の見える化でした。

「電気代にいくら使っているか分からない」
「食費が毎月いくらかかっているのか、正確には把握していない」

こんな状態だと、「本当に足りるのだろうか?」という不安ばかりが大きくなってしまいます。

でも、生活費の内訳を数字で見えるようにすれば、
「思ったより少ない」
「これくらいなら工夫でいけるかも」
と具体的に考えられるようになります。

自分がどれくらいで暮らせるのかを知ることができれば、「仕事を辞めたら生活ができなくなるはず」という漠然とした不安を減らすことができました。

 

自由な暮らしに憧れるなら、

僕自身、50歳を前に早期退職をしましたが、その過程では「お金の不安」との付き合い方が大きなテーマでした。
どうすれば不安を減らし、自分らしい働き方や生き方を選べるのか──。

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