種も買うとばかにならないことが、混生密生の協生農法の菜園をスタートして身に沁みました^^;
⇒ 「協生農法(混生密生の家庭菜園)にチャレンジ」
自給自足的生活を目指している私としては、やはり種も自給したい。と思い、手始めに、大根の一部を収穫せずに残して、自家採種しました。
そして、「自家採種」ということについても、すこーし深堀してみました。
大根の種、自家採種!
冬に育てた大根の一部を収穫せずに残していました。(正確には、収穫時期を逃したたで、そのまま種取にしたという一面もあるかもしれません^^;)
◆やがて、花が咲き♪(2024年4月7日)
◆気が付けば、種ができ♪(2024年4月21日)
◆そろそろ、刈り取って♪(2024年6月8日)
◆ついに、種を採種! やった!(2024年6月8日)
この種を畑にまいて、また大根となる(^▽^)/
このサイクルが、なんだかすごく嬉しい(^▽^)/
財布にもやさしい(^▽^)/
このサイクルが確立すれば、永久に野菜がタダで食べれちゃう?
という妄想も入ってきました。
が、妄想はそこそこにして、自家採種のことを調べました。
というより、自家採種を調べていたら、気になることがあったので、すこーし深掘りしました。いやいや、あさーく調べました。
自家採種とは?
ネットで調べると、
生産者が購入した作物の種子を用いて栽培した作物から次の作付けに必要な種子を自ら採種すること
ということらしいです。
要は、「自分で種取りする」ことなんですが、調べてみると、「種苗法」「禁止」など、厳しめの言葉も並んでいる(-_-;)
え!ダメなの?と思いましたが、もう少し調べてみると、ダメではないようで、安心しました。
自家採種していいの?ダメなの?
家庭菜園なら、どんな種でも自家採種OK
少し詳しく調べると、売っている種には、概ね3分類あるみたいです。
「在来種・固定種」、「一代雑種(F1種)」、「登録品種」
という3分類で、注意が必要なのは、「登録品種」だけみたいです。
在来種、固定種
種を蒔いて育てた中から、良いものを選んで種を取る。ということを繰り返して、何代も繰り返して受け継がれてきた種のようです。
昭和30年代ごろまでは、野菜のほとんどが、在来種や固定種だったようです。
形が不ぞろいではあるけど、野菜の味が濃いという特徴があるようです。
ちなみに、在来種と固定種は、厳密には、違いがあるようですが、今回のネタとは、あまり関係がないので、気にしないことにします。
昔から種を取って次の年に使って、というサイクルで残ってきている種なので、自家採種向きのようですね。
一代雑種(F1種)
雑に言えば、「遺伝に関する法則を利用した良く育つ種」というイメージのようです。
勝手なイメージですが、血液型のタイプでO型はA型とかB型に負けてしまうというとうな遺伝の関係性を調べて、残りやすい性質を利用して、育ちやすい種を取るという方法みたいです。
この育ちやすい種の効果は、一代限りらしく、孫(二代目)も育ちやすい訳ではないようです。
ちなみに、パッケージに「〇〇交配」と表示されることが多いようです。
一代限りの成長しやすい特徴を持っている種のようなので、自家採取はできるけど、向いているかは分からない、というように感じました。
登録品種
品種開発され、種苗法に基づいて農林水産省に登録された品種のようです。
新品種の育成は、大変なので、その権利を守ろう、という趣旨のようです。なんだか著作権のような感じです。
この「登録品種」には、自家採種に制限があるみたいですが、家庭菜園とかで、自分で楽しむ範囲なら自家採種してもいいみたいですね。
登録品種の見分け方
種を販売しているパッケージを見ると分かるようです。
「登録品種」 「品種登録」 「PVP」
というような表示があるようです。
農林水産省のホームページでも調べることはできるようですが、家庭菜園で楽しむ範囲なら、気にする必要がないですね。
今度、お店に行った時によく見てみようと思います。
まとめ
自家採種は、本格的に農業をするなら、気にすべきことが色々あるようです。
家庭菜園をするならば、気にすることではないようです。
今回、自家採種のことを調べて、部分的に制約があることが分かった以上に、在来種と一代雑種の違いを知れたことの方が良かったなぁ、と思いました。
自給自足的な生活を目指している私としては、在来種や固定種という分類に魅力を感じました。
これから種を買うときには、少し気にしてみたいなぁ、と思います(^▽^)/