2025年3月末で、今の仕事を退職する予定です。
今回の話題は、「退職の意思を上司に伝える」です。
組織を途中退職するためには、当然ながら、上司に退職の意向を伝える必要があります。
長く仕事をした組織であればあるほど、その伝え方には迷いがでます。
その伝え方について、考えました。
上司に退職理由をきちんと伝える必要性
私は、退職する理由や自分の考えを、きちんと上司に伝えたほうが良いと思っています。
良い上司であればあるほど、真剣に部下のことを心配してくれます。
理由をしっかり聞きたいと考えるはずです。
多忙な上司でも、なにを差し置いてでも時間を作って、話を聞かせてほしいという姿勢になってくれるはずです。
きちんと信頼関係が構築できている上司であればあるほど、その信頼を最後に裏切るようなことは、したくないと思います。信頼を裏切ることは、相手も嫌な気持ちになるでしょうし、自分自身もマイナス感情になってしまいます。
退職と言う大きな節目なので、プラス感情で退職を迎える方が、良いに決まっています。
なので、退職理由は、きちんと丁寧に伝える方が良いと思っています。
引き留めを受けた時にどう対応するか
親身になってくれる上司であれば、退職後の生活を心配してくれます。
子供の教育のことをどう考えるのか、ということも心配してくれます。
少しでも永く仕事を続けたほうが安定するので、もう少し続けてはどうか、と引き留めを受けます。
私も上司に伝えたら、引き留めを受けました。
大変ありがたい話だと思いましたが、心配してくれることに感謝を伝えながら、丁寧に自分の考えを話しました。
一度ではなく、何度か話をしました。
ただ、最終的には、
「心配していただくことには、感謝でいっぱいだけど、やはり自分の考えを優先させてください」
という、ゆるぎない考えだということを伝えました。
この「ゆるぎない考えを伝える」という考え方は、組織を途中退職した経験のある方に、アドバイスをいただきました。
仮に、最後まで、自分の考えが妥当なのか、退職後の生活は大丈夫なのか、ということを話し合い続けたとしたら、おそらく最後は、「もうしばらく様子を見たほうがよいのではないか」という結論になってしまう可能性大です。
そうなってしまうと、自分の中では退職すると決めているのに、事実上は、保留状態になってしまっている。という中途半端な状況が続くことになります。
次はいつ上司と話すのか、どんな話し方をするのか、ということを考え続けなくてはなりません。
早く退職後に目を向けたいのに、モヤモヤした状態が続くことになります。
ということで、丁寧に話はするけど、最後は、「ゆるぎない考えを伝える」という方法にしました。
まとめ
私が退職の意向を上司に伝えるために、気を付けたポイントは、以下のとおりです。
- 自分の気持ちをプラス感情で保つこと
⇒丁寧に自分の考えを伝える - 退職意向を伝えるからには、保留状態にならないこと
⇒最後は、ゆるぎない考えを伝える
私の場合は、退職するということを自分の中で決めた上で話をしたので、このような進め方にしました。
もし、退職そのものを迷っている段階であれば、相談として上司と話す手もありますが、そのような状態で話をしても、結果は「もう少し様子を見たほうが良い」という保留になるのは、ほぼ間違いないと思います。
また、職場の上司に話す前に、家族に話した方が良いと思っています。
最終的には、職場の理解よりも、家族の理解の方が大事だと思うからです。
家族に、どう理解をしてもらったのかは、また別の記事にしようと思います。