空き家となっている実家の給湯器が壊れています。
毎年、実家でしばらく夏休みを過ごしますが、お風呂はいつも水です。
夏なので、どうにか「うー冷たい」と言いながら、さっさと入れば大丈夫ですが、お湯が使えたほうが良いに決まっています。
給湯器を修理するのにいくらかかるのか、近所の工務店に問い合わせてみましたが、安くても10万円とのこと。
そんなに長く過ごすわけではないのに、10万円は使いたくないので、お風呂の温水を太陽熱でどうにかならないか、試してみました。
太陽熱温水器の仕組みを考える
一般的な太陽熱温水器の仕組みは、
- 昼に、屋根の上で水を温水にして、保温した状態で貯めておく
- 夜に、昼に作った温水を使う
というサイクルが標準的のようです。
原理的には簡単だと思うのですが、屋根にどうやって設置するのか、保温をどうするのか、など、本格的に作るとなれば、かなりお金がかかりそうなので、もっと簡易な方法を考えました。
今回試した方法
今回試した方法は、
- お風呂の浴槽に水をためる。
- ホースで、浴槽⇒自作温水器⇒浴槽というルートを作る。
- 風呂ポンプ(洗濯機に浴槽のお湯を送るポンプ)で浴槽と自作温水器の間を循環させる。
- 循環している間に、浴槽の水の温度が少しずつ上がっていく。
という仕組みです。
今回試した自作温水器は、
- 発泡スチロールの中と外に黒いテープを貼って、太陽熱を吸収しやすくします。
- 発泡スチロールの中に、ホースをグルグルと巻き入れて、中を通る間に水が少し温まる。
結果は?
数時間、循環させましたが、ほんのり温かいかな、という程度でした。
実家の庭は、中庭になっていて、常に日光が当たる場所がないので、気を付けて、自作温水器を移動させないといけないのですが、出かけたりすると、日陰に入ってしまい、上手くいきません。
もう少し改良の余地がありそうです。
温水を自給できたら、かなりの節約になるのでは、と楽しみになってきました♪