空き家になっている実家の名義を整理するために、登記簿を確認する必要がありました。
昔なら、実家のある地域の法務局に行って、発行してもらうという手続きだったと思うのですが、さすが今の時代、ネットでPDFで、発行できます。
実家の名義を整理しよう!
実家の名義を整理しようと思い立ちました。
親と話す中で、自分たちがいつ死んでしまうかも分からないし、そうなったら、子供や孫が困ったことになるだろうから、今のうちに整理した方がいいよね、という話になったのです。
実家は、私が中学校を出るまで暮らした場所で、田舎で海も近く、歩いて5分で釣りがスタートできるような場所。今でも夏になると、10日程度、そこで過ごします。
近くに買い物をする場所はないけど、車で20分程度で、そこそこのスーパーがあるので、そんなに不自由ではない。
家の中は、ある程度リフォームしているけど、明治の時代に建てられた家屋なので、すでに築100年を超えている。天井は低いけど、きっと丈夫なんだろうと想像します。
一応、我が家では、「別荘だね」と話している家。
この家が、将来、朽ちて使えなくなるなんてもったいない。誰かが住むにしても、売るにしても、きちんと名義を整理しておいた方が良いに決まっている。
そんなこんなで、実家の名義を整理しよう!と思い立ち。
でも、そもそも誰の名義になってるの、ってとこから調べ始めました。
登記簿を調べる
登記簿から分かること
登記簿から分かることは、
- 土地の所在地、面積、地目(宅地とか畑とか)
- 建物の所在地、構造(木造とか)、面積(1階〇平方メートル、2階〇平方メートルとか)
- 土地や建物の所有者
登記情報提供サービス
法務局が運営しているサイトで不動産登記簿を確認できます。
サービスの使い方
「一時利用」の利用申し込みをして、登録します。
登録当日に限って使えます。必要の都度、登録すればよいみたいです。
手数料を支払うために、クレジットカードが必要です。
登記簿の調べ方
- まず、土地や建物の所在地を調べる。googleマップなどで、その場所をクリックして、地番を調べる。(わかっていれば調べる必要もない。)
- 登記情報サービスで、調べた地番で、「地図」を発行する。
- 地図を発行すれば、地番図のようになっていて、正確に地番が分かる。土地が2筆に分かれていても、地図から確認できる。
- 地図で調べた地番の全部事項(=登記簿)を発行する。
法務局で手続きを
法務局で登記簿の名義変更をするのですが、やり方は、おおむね2通り。
- 司法書士に依頼する。(コミコミで10万円ぐらいかな)
- 自分で手続きする。(最低限の必要経費1万円程度)
司法書士に依頼すれば、お任せコース。忙しい、面倒くさい、実家が遠い、という場合には、こっちかな。単純な相続登記なら、ネットで調べれば、どうにかなるので、安上がり。
我が家は、司法書士さんに依頼することにしました。ちょっと複雑な部分があったのと、実家が遠いので。本当は、自分で調べて、手続きしたい気持ちがあるのですが、スムーズに進めたいという気持ちが勝りました。