うちの庭には、常設のバーベキュー台があります。
以前、うちの庭の風景やバーベキュー台を使っているところを記事にしました。
このブログ記事に、こんなコメントをいただきました。
お庭でキャンプができるんですか?コンロ常設してあるの、すごく羨ましいです〜。思い立ったらすぐBBQできちゃいますね。
簡易コンロのクオリティ高すぎます!簡単に作れるのですか?
今度ブログに作り方を上げてほしいです^^
私も作り方知りたいです!
ということで、バーベキュー台の作り方を、詳しく説明します!
その前に、バーベキュー台の特徴だけお伝えします。
◆難しい作業は必要ありません。
水平器も使いません。セメントで固定したりもしません。
◆動かしたくなったら、すぐに動かせます。
コンクリートブロックやセメントブロックを積み上げて作ります。
場所を変えたくなっても大丈夫
思い立ったらすぐにバーベキューができるように、さっそく作りましょう♪
材料準備
使った材料は、以下のとおりです。
◆材料◆ | ◆数量◆ | ◆金額◆ |
①コンクリートブロック ※幅39cm×高19cm 厚さ15cm、コーナー用 | 12個 | 350円×12個 =4,200円 |
②コンクリートブロック(ハーフサイズ) ※幅19cm×高19cm 厚さ10cm、コーナー用 | 7個 | 150円×7個 =1,050円 |
③セメントレンガ ※6cm×10cm×20cm | 19個 | 100円×19個 =1,900円 |
④カフェ板 ※幅20cm×長さ200cm 厚2cm ※この大きさじゃなくても大丈夫です。コップや皿を載せる台なので、幅は20cmぐらいあった方が使いやすいです。 | 2枚 | 1,500円×2枚 =3,000円 |
⑤バーベキュー用スタンド | 1枚 | 1,700円×1枚 =1,700円 |
合計 | 11,850円 =約1万2千円 |
①~④は、近所の大きめのホームセンターに行けば、揃うと思います。
⑤は、下の商品がオススメです。すごく丈夫で、この上に重い鍋やダッチオーブンを載せても、ビクともしません。
直火で肉を焼きたい場合には、この上に100円ショップとかで売っている金網を載せれば安定します。
作り方
地ならし
バーベキュー台を作る場所の雑草を抜いて、だいたい平らにしておきます。
水平器を使ったりする必要はありません。見た目で平らならOK!
コンクリートブロック(厚さ15cm)を重ねる
写真のように重ねます。セメントで固めたりしません。固めなくても、重いので安定します。後で場所を動かしたくなっても簡単です。
1段目は、空気が流れ込むように、すきまを作るように並べます。
2段目は、全体を囲うように並べます。
コンクリートブロック(ハーフサイズ)を並べる
写真のように並べます。
1段目の隙間を埋めるように、3つ並べます。2に積むブロックを安定させるためです。
2段目に4つ並べます、。両端と真ん中に隙間を作るように並べます。
セメントレンガを並べます
セメントレンガを写真のように並べます。
内側を囲うように16個並べます。
このときに、おそらく入りにくいと思いますので、短辺のコンクリートブロックを少し外側に動かして、内側の大きさを調整します。写真の右側のコンクリートブロックが外側に少し出っ張ているのが分かると思います。
16個きれいに並んだ後で、中に3個、平らに置きます。
この中で、薪を燃やしたり、炭を燃やしたりします。
本来は、耐火レンガを使った方が良いのだと思いますが、うちでは、安いセメントブロックを使っています。それでも、今のところ割れたりしたことはありません。
バーベキュースタンドを設置
設置、といっても、置くだけです。それらしくなってきました♪
カフェ板を切る
ブロックやレンガを並べて形ができたあとで、この大きさに合わせて、テーブルに使うカフェ板を切ります。写真のようなイメージで並べるように長さを決めて切ってください。
セメントブロックとの間に5ミリぐらいの余裕をもって長さを決めてください。火を燃やすとセメントブロックが熱くなること、後々少しブロックが少しずれたりすること、を考えたほうが、使いやすいと思います。
カフェ板を固定
カフェ板の裏側から、カスガイ(コの字型の釘のような金具)でとめれば、頑丈に出来上がります。
一応、リンクをのせていますが、100円ショップとか、ホームセンターにありますので、10本ぐらい買ってくればいいと思います。板の厚さを考慮してください。
板の厚さが2cmならば、打ち込む部分の長さが10~15ミリぐらいを選んだらいいと思います。いくら頑丈にしたくても、板の厚さより長いものを選んだら、台の上に釘が飛び出す形になってしまいます。
カフェ板を固定(応用編)
ちなみに、うちは、コンパクトに収納できるように、以下の写真のような細工をしています。
カフェ板固定用の突起付きの板を作りました。(写真左)
この突起の位置に合わせて、カフェ板の裏に、板の厚さの半分ぐらいまでの穴を開けています。(写真右)
固定用の板を並べて、その上にカフェ板を置けば固定されます。
少し分かり難いので、ひっくり返したら、こんな感じです。(下の写真左)
接合部分の拡大写真も参考に(下の写真右)
収納するときに、コンパクトにしたいので、こんな細工をしましたが、ここまでしなくても、カスガイで固定して、使い終わったら、そのままの形で取り外して、雨風がかからない場所に置いておけばよいと思います。
もっとズボラにするなら、そのまま置いておいても大丈夫かもしれません。うちでもしばらく放置したことはありますが、腐ったりはしませんでした。
そもそも、火の近くという過酷な環境で使うので、焦げたりもします。ボロになったら板を取り換えるぐらいに思っておいた方が、気兼ねなく使えると思います。
完成後の全景
参考のために、完成後の全景を載せておきます。
補足
うちでは、バーベキュー台の近くに道具収納用のケースを置いています。
この中に、先ほどのカフェ板やイス、鍋、夜間、鉄網、などの道具一式を入れています。
食材と皿をもってくればすぐにバーベキューを始めれます。
まとめ
常設のバーベキュー台で検索すると、かなり凝ったDIY作品のようなものが多く出てきます。きちんと耐火レンガを使って、庭に固定して、ピザまで焼けて、という凝りようです。
私にはハードルが高すぎて、作る気にはなりませんでした。
気軽に始めれるバーベキュー台を考えて、積み上げるだけでどうにかできないかと試行錯誤した結果、この方法になりました。
組み立てるだけなので、ブロックの数を増やせば、もっと大きなものを作ることもできると思います。焚き火メインで使いたいなら、大きめの物を作ってもいいかもしれません。
カフェ板じゃなくても、廃材の板があるならそれでいいと思います。
王道の作り方じゃなくても、工夫すれば、十分使えるものができます。