雑草魂|早期退職・半自給自足

アカモクの見分け方から調理まで|身近な海藻を食材に

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はじめに|海で海藻をとれば、食料にできるかも?

2025年夏、空き家となっている実家に長期滞在してきました。
毎年、この滞在期間には、何かに挑戦するのですが、今年は、「海藻を食料にする」ことにチャレンジしました。

狙うは、「アカモク」という海藻です。
わかめやひじきのようにメジャーではないですが、粘りがあって、美味しい海藻です。

アカモクを採って、調理して、食べるまでの一連の流れをお伝えします。

トーフヤ
トーフヤ

夏休みに海の近くに滞在すると、「海の近くに住むと、食料に困らないのでは?」と、思ってしまいます。いずれ、自給自足生活も・・・

 

海に行く前の下準備|漁業権調査と少しの道具

漁業権の確認|安易に採ったら、罰則対象になることも

日本の海岸沿いには、ほとんどのエリアで漁業権が設定されています。設定されていない所を探す方が難しいぐらいです。

漁業権の調べ方は、記事にしていますので、参考にしてください。

トーフヤ
トーフヤ

「アカモク」もエリアによっては、漁業権が設定されているので、きちんと確認した方が良さそうです。

この記事では紹介してませんが、アカモクの仲間で「ホンダワラ」という食料にできる海藻もあります。自分が行く海で採れる貝や海藻を確認しておくと、安心です。

 

道具の準備|海藻や貝を採る場合の準備

採る量にもよると思いますが、僕の場合は、この写真のような道具を持っていきます。
できるだけ予備も準備しておいた方が良いです。なくす場合もあるので。

  • 軍手 海の中で何か採る時には、ケガをし易いです。できれば2重にするぐらいが安心です。
  • 玉ねぎネット とった貝や海藻を入れておくネットです。海の中では普通の袋は使いにくいので、ネットがおススメです。
  • マイナスドライバー 貝を採るときに使います。今回は、海藻についての記事ですが、海に行くときには、必ず持っていきます。
  • 買い物袋 採った貝や海藻を持ち帰るときに玉ねぎネットごと、袋にいれて持ち帰ります。海藻の他にも貝を採る場合もあるので、種類ごとにネットに入れて、まとめて買い物袋に入れて持ち帰ります。車の中が海水で濡れないようにするためにも、必要です。
トーフヤ
トーフヤ

僕は、海に行くときは、必ずこのセットを持っていきます。貝や海藻を採る予定がなくても、思い付きで、貝を採りたくなることも、よくあります。

 

アカモクを採る|見分けるコツは細長い「気泡」

実家近くの海は、岩礁帯が多いので、色々な遊び方ができます。
ケガをしないように注意が必要ですが、泳いだり、貝を採ったり、海藻を採ったり、と、色々な楽しみ方ができます。

ということで、僕の場合には、アカモクを海の中で採ります。
海岸に漂着したアカモクを持ち帰るという方法もありますが、海藻は傷みやすいので、注意が必要になります。

この写真は、海の中を撮影した一場面です。
これがアカモクかどうかは、判別できませんが、このようなイメージで色々な海藻が自生しています。

アカモクの仲間は、ホンダワラ科と呼ばれています。
ホンダワラ科の海藻の特徴は、「気泡」という小さな浮き袋があることで、その気泡で海の中で体を直立させているようです。

ホンダワラ科の他の海藻の気泡がまん丸なのに比べて、アカモクの気泡は、長細いことが特徴です。(下の写真のように)

アカモク以外の海藻の気泡は、アカモクに比べると短くて丸っこいです。
(下の写真のように)

トーフヤ
トーフヤ

葉の形から見分ける方法もあるようですが、気泡を見るのが一番見分けやすいと感じます。

 

アカモクの調理|茎をとって、サッとゆでる

調理は、簡単ですが、大量に持ち帰ると、大変です。
ちなみに、生で食べることはできないようです。

 

①洗います。
海から持ち帰ったものなので、砂や付着物もあるので、念入りに洗います。この時点で、粘りを感じます。

②太い茎を採ります。
写真をとっていませんが、先端を持って、海藻の下方向に指でこそいで細い茎と葉を取って、太い茎だけを取り除きます。
ケガをすることがあるので、ゴム手袋や軍手をしておいた方が良さそうです。

 

③茹でます。
鍋に入れた瞬間に鮮やかな緑色に変わります。茹で時間は、30秒程度で大丈夫です。

 

そのままポン酢をかけて食べてもおいしいです。
包丁でたたいて、粘りをさらに出して、トロトロで食べてもおいしいです。

まとめ|育てずに食べれる海の食材

海で食材を調達するというのは、「育てなくても手に入る」という面で、家庭菜園などとは違った面白さがあると思っています。
採取方法と調理方法を知っておくだけで、食料を調達できるという魅力を感じます。

また、沢山つくって、冷凍すれば、数カ月食べれるようです。
茹でたものを乾燥させれば、さらに長期間の保存が可能なようです。

トーフヤ
トーフヤ

今年の夏は、少量しか食べませんでした。

来年は、もう少したくさん採って、保存食にしてみようと、いまからワクワクしています。

海からの食料の自給力をもっと高めていきたいと思っています。

 


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