マインド

自分と他人を比較するときに気を付けること◆ネガティブマインドに陥らないために

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私は、ついつい他人と比較してしまうことがあります。
比較するときに気をつけておかないと、劣等感にさいなまれたり、自己否定につながっって、仕事へのモチベーションが落ちてしまったりと、ネガティブマインドに陥ってしまうことがあります。

一方で、他人の良い所見つけて、マネして、自分の行動が変わるという良い影響を受けるときもあります。

私なりに、他人と自分を比較するときに、気を付けたい考え方をお伝えします。

もっている「もの」を比較対象にしない

社会的地位、組織内での役職、持っているお金などの資産、保有している資格、築いている人間関係、運動神経など、持っている「もの」を比較対象にすると、良いことはないと感じています。
細かいもので言えば、持っているバッグ、服、スマホなど、を比較して羨ましがるのも、同じことかもしれません。

もっている「もの」の優劣を比較してしまっている状態になります。
もっている「もの」の優劣によって、優越感を味わったり、劣等感にさいなまれたります。

◆劣等感をバネにして頑張ればよい?

劣等感をバネにして頑張ればよい、という考え方もあるかもしれません。でも、そのバネにして頑張るのはなぜかというと、優越感を感じたいから、ではないかと思います。

◆頑張ってつかんだ地位で優越感を感じて何が悪い?

優越感を感じるのは、気持ちが良いものだからいいだろう、と思われる方もいるかもしれません。
頑張ってつかんだ「もの」を単純にもっていることを喜んで、自分の頑張りをねぎらうのであれば、良いかもしれません。
でも、もっている「もの」を他人と比較して、優越感を感じているということは、相手を見下してしまっている状況だと思います。

見下しているという心境は、態度にも表れて、相手にも伝わってしまい、信頼関係の構築は難しくなると思います。
自分の地位が高ければ、相手は、表面上は親しく付き合ってくれるかもしれませんが、本心を表すことはない、という関係性になるような気がします。


自分のもっている「もの」と、相手のもっている「もの」を、比較すれば、自然と優劣を考えてしまいます。
そんな比較をしても、得るものはない、という気がします。

やっている「行動」を比較対象にする

他人がしている行動と自分がしている行動を比較して、真似る、見習う、反面教師にする、など、行動にスポットをあてて比較すれば、学ぶことが多いのではないかと感じています。

地位や資産、資格、運動神経は、比較しても、自分のものになることはありませんが、他人の行動は、真似をして、自分のものにすることができます。
少なくとも、とりあえず、表面上の行動は真似ることができます。

真似をしていれば、自然と身につくこともあると思います。
その行動の積み重ねが、自分がつかみたい「もの」に結びつくこともあると思います。


行動を比較するときに気を付けたいことがあります。

比較するときに、ただ単に「あの人は、頑張れてすごいなー」という、できること・できないことの比較だけしてしまうと、持っている「もの」の比較になってしまうので、行動だけに焦点をあてて、「なぜ、あの人は、あんなに頑張れるのだろう」という他者の行動の理由まで探ると、自分への学びになるのではないでしょうか。

理由がわからないとしても、真似したい行動があれば、とりあえず真似してみるということでよいのではないかと思います。

私の経験

ついつい、もっている「もの」を比較してしまった経験がたくさんあります。

例えば、

私は、大学を卒業して、サラリーマンとして約25年働いてきました。人事異動を何度かする中で、畑違いの仕事をいくつかしてきたので、よく言えば幅広く経験できたのですが、専門性というものは、身についていません。資格も、運転免許以外には、これといったものはありません。

そんな私なので、専門分野を持っている人、資格を持っている人を羨ましく思ってしまう気持ちがあります。
羨ましく思っても、自分にとって、何も得られるものはないのですが、ついつい比べてしまうことがあります。

もう一つ事例、

サラリーマンをしていると、出世する、しないという比較がつきまといます。中には、「俺は出世しているぞ」というマウントをとってくる人もいます。
そんな人から、「○○くん(私の事)は、出世しないと思うよ」というようなことを、わざわざ言われたことがあります。あまりに、あからさまに見下されて、呆れましたが、良い気持ちになることはりません。
こんなことを言う人でも、一緒に仕事をすることもあるので、表面上は何事もないように付き合いますが、今後、本心で付き合うことはないだろうと思います。

もっている「もの」を比較しても、比較されても、良い経験にはならないな、と感じた経験でした。

まとめ

人と自分を比較してしまうことは、無意識にしてしまうこともあると思います。
「他人と比較するな、自分と向き合え」と言われても、なかなか難しいです。
気が付いたら、比較してしまっていたりします。

そんなときに、なにを比較するのかを考えてみてはどうか、と思っています。

◆もっている「もの」を比較対象にしない

優劣を比較して、劣等感や優越感につながります。自分がネガティブマインドに陥るか、相手をネガティブマインドに陥れる結果につながると思います。

◆やっている「行動」を比較対象にする

表面上でも、真似るだけで、少しづつ身に着けることができます。
行動が身につくということは、「もの」を持つよりも大きな財産かもしれません。


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